経営理念は「寝ても覚めても利益を追求」これにつきます。
経営者の中に「地域貢献、社会奉仕、社員の幸せ、家族の幸せ」と唱える方が多い傾向ですが、私は一にも二にもお金ファーストでありたいです。

実演販売の会社で日本一。
パーソネットは始めた理由は、販売員は60歳を過ぎると仕事は無くなるが、落語家は60歳以上で師匠となり大成する、ここの違いに疑問を抱きパーソネットを設立。

私は18歳の時、大阪は心斎橋の家電量販店「カメラのなにわ」にアルバイトとして株式会社リコーのコンパクトカメラ(マポートズームミニ)を販売したのが30年前の話。

初めての販売したお客様の顔は今でもはっきり覚えており、たどたどしい接客話法は今思えば恥ずかしい所作と言えただろう。

「大丈夫、簡単ですよ、大丈夫です」と何処か東南アジアの物売り風だったのかも知れないお客様の方は小柄で黒縁眼鏡をかけたヒチサン分けの白髪交じりの40代男性は、実に気が弱そうだった。

カメラの説明を一通り終え、お会計の最後に「ありがとう、これからも頑張って下さい」と私が新人である事に気づいており、私がリコーのカメラを勧めた事に何の違和感もなかった印象をうけた。

当時はカメラブームであり宮崎美子さんの「君の瞳はピカピカにひかって・・・」とセンセーショナルなCMを放送した数年後の事だと認識しております。

大手カメラメーカーはキャノン、ニコン、ミノルタ、オリンパス、ペンタックス、とある中でリコーのカメラを購入頂いた訳ですから かなり奇特な方か、私の販売方法が「イケイケ」のどちらかに決まっています。

この時、私は日給9,000円でした。時給1,000円を超えていたわけですから「いいバイト見つけた」と心の底から思っており、また別途1台/200円のインセンティブが発生しおり、
このインセンティブが私の販売人生を大きく左右する事となり今でも仕事に生かしております。

あの時の「中年おじさん、本当にありがとうございます、貴方の事は一生涯忘れる事はありません、本当に感謝しております。」

貴方は私の仕事の扉を開けた第一人者です。